前回は準備編だったので今回は実践編。
前回の記事は▼こちらから。
実践編ではラナパーを使いabicaseにオイル入れをします。
素手でオイル入れをするのがポイントです。
なんで素手?というとこも併せてやり方をご紹介。
オイル入れの前の下準備
実際にオイル入れする前に2つやっておくと良いことを
尻尾(ストラップ)の写真を撮っておく
▼尻尾(ストラップ)部分
メンテナンス時、このストラップ部分(以下、尻尾)をばらし、尻尾にもオイル入れをします。
オイル入れをした後に、どうやって戻す、結べば良いのか分からなくなってしまうことも有り得るので尻尾部分の写真を撮っておくことをオススメします。
覚えているというのであれば不要です。
尻尾をばらす
▼ばらす
こんな感じにばらします。
上の画像のabicaseの場合、背面にドット模様、ねこ模様の革が埋め込まれていますが、これはばらさずにそのままです。
オイル入れ
そして本題のオイル入れ。
▲指にラナパーを少量付けます。
固形なので体温で溶けて指に付着します。
多いとabicaseに塗るのが大変なので少量が良いかと思います。
▲指に付けたラナパーをabicaseに塗っていきます。
コツは全体にまんべんなく塗ることです。
塗っていくと指につけたラナパーがなくなるので、そしたらまた指に少量ラバパーをつけて塗っていってください。
▼ラナパーでオイル入れ後
左がオイル入れ前。
右がオイル入れ後。
写真だと分かり難いですが、右の方がテカっているのが分かるかと思います。
オイル入れ後はこんな感じになります。
コツはオイルを少しずつまんべんなく塗っていくことです。
▲尻尾も同様にオイル入れして完了です。
なぜスポンジ使わず素手なのか
▼以前使っていたスポンジ
ラナパーを使いオイル入れをしだした時はラナパー購入時についてくる付属のスポンジを使用しオイル入れをしていました。
しかし、今はこのスポンジは使っていないです。
なぜか?
スポンジでやるのも良いんですが、素手、指の方が感覚がわかり塗りやすい。
それとスポンジに付けてからやるとスポンジに付けた時点でラナパーがまだ固まっているのでそれを溶かさないといけないという手間が発生します。
自分の場合はドライヤーで溶かし馴染ませてから塗ってました。
この手間が素手だと省けます。
指に付けた時点で体の体温で溶け塗りやすくなりますからね。
まとめ
今回はabicaseメンテナンスの実践編。
細かくは載せませんでしたが、今回紹介した内容を読んでもらえればイメージがつくかと思います。
abicaseは革で作られています。
メンテナンスすることで綺麗になりますし、そして革の色も変化していきます(経年変化。エイジングとも言います)。
さらにメンテナンスが及ぼすもう1つのことは愛着が湧く。
手入れすれば自ずとその対象に愛着が湧きます。
革製品でもあるabicase、1つ1つ大事に使っていきたいですからね。
準備編、実践編とブログに書き、次をどうしようかな〜と思案しています。
しかし、それをやるにも写真を撮り忘れているんですよねf(^^;;
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